観劇日記「容疑者Xの献身」

imotih-342009-05-17

関西方面で新型インフルエンザが猛威をふるっている中、本日は東京へ演劇集団キャラメルボックスのお芝居を観に行ってきました。
去年映画でも話題になった、東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」です。


福山雅治さん主演で大人気だったテレビシリーズの「ガリレオ」。私も大好きで欠かさず見ていました。映画の方は観たいと思っていたのですが、まだ見ていません。キャラメルボックスでやるという情報を得てから、悩んだ末に見るのはやめていました。舞台のほうは原作に忠実にやるということだったので、きっと映画はおもしろいだろうとは思ったのですが、先入観を持ちたくなかったので我慢していたのです。


そんな中観たキャラメルボックスの「容疑者Xの献身」。なんというか、興奮冷めやらぬ、といった感じです。決して派手ではないのです。でも、心を鷲掴みにされました。思い出すだけで心臓の奥がギュッとなる感じ。切ない、う〜ん、切ないのですがそれだけではなくて、観終わった後、切なさとともに一筋の希望みたいなものを感じられた作品でした。


石神の体中からあふれ出てしまうほどの大きな愛と想いに、そしてそれを湯川が受け止めているのに、親友のすばらしさを垣間見た気がしました。湯川だから受け止められたんだ、と私個人的には思いながら観ていました。どの役もよくてバランスのいいお芝居でした。特に石神役の西川浩幸さんは本当に素晴らしいです。泣かされました〜。


いい舞台でした☆☆お勧めですよ♪
キャラメルボックスのお芝居は好きでよく観るのですが、本当に元気になれます。